
キャンピングカーに興味がある方からよくいただく質問の一つが、「維持費ってどのくらいかかるの?」というものです。
今回は、実際にハイエースキャンピングカーに8年乗ってきた私の実費データをもとに、年間ランニングコストを丸ごと公開してみようと思います。

キャンピングカーって、なんとなく維持費が高そうなイメージがあるけど・・・実際はどうなの?

結論から言うと、我が家の場合は年間約20万円ほどです。
内訳を見ていくと、実は普通車の維持費とそこまで変わらない、という印象を持たれるかもしれません。税金・保険・車検・燃料・タイヤと、項目ごとに実際の金額を公開していきますね。
固定費①:自動車税はいくら?

我が家のハイエースは、キャンピングカーとして登録する際に必要な「8ナンバー」で登録しています。3000ccディーゼルの8ナンバー車の場合、自動車税は年間40,800円です。

8ナンバーって、普通の4ナンバーより税金がお得っていうイメージがあるけど、実際どうなんだろう?
固定費②:任意保険はいくら?

任意保険は購入直後の初年度で22,500円でした。車両保険は「車対車」限定で、車両保険金額は380万円でスタートしています。

初年度は22,500円か。じゃあ今も同じくらいなの?

それが・・・実は現在(2026年)は28,760円まで上がっています。
等級(ノンフリート等級)で言うと現在は20等級なのですが、2022年の更新時に事故があって3等級下がり、17等級になったことがあるんです。その後こつこつ等級は20等級まで回復したのですが、同じ等級でも保険料率自体が年々上昇している影響で、以前より保険料は高止まりしている状態ですね。

等級が戻っても保険料は元通りにならないんだ・・・

そうなんです。任意保険の基本的な仕組みや、キャンピングカーならではの注意点については以下の記事でまとめていますので、気になる方はあわせてご覧ください。
車検・点検・消耗品:2年サイクルで考える

8ナンバーは2年に1回の車検(24ヶ月点検)となりますが、我が家では「車検はあくまで検査に特化させて格安車検店で通すだけ、消耗品交換は間の12ヶ月点検でディーラーにしっかり診てもらう」という二段構えの運用をしています。
| タイミング | 内容 | 費用 |
| 車検の年(24ヶ月点検) | 格安車検店で法定費用+最低限の整備 | 61,800円 |
| 点検のみの年(12ヶ月点検) | ディーラーで油脂類を中心に消耗品交換 | 24,800円 |
| 2年間の合計 | 86,600円 | |
| 年間換算 | 約43,300円 |

車検の年だけ見ると6万円超えでちょっとびっくりするけど、点検の年と均せば年4万円台なんだね。

そうなんです。まとまった出費に見えても、実は毎年これくらいの積み立てをしているのと同じ、と考えると心構えができますよね。
これに加えて、オイル交換のためのボトルキープ更新(20L、数年に1回で22,000円)や、駆動系オイルの交換(今回はリアデフオイルをカー用品店で4,200円)なども発生します。これらを年割りにすると、消耗品まわりで平均約9,700円/年ほど見ておくとよさそうです。
車検・点検の詳しい内容は、こちらの記事で公開しています。
燃料費はどのくらい?

我が家のハイエースは軽油で、燃費は街乗り中心だと8km/L前後、高速道路を使うと10km/Lくらいまで伸びます。
コロナ禍以降は出かける頻度も落ち着いていて、年間の走行距離は2,000km前後です。これで計算すると・・・

軽油も一時期120円前後だったのが、最近は140円前後まで上がってるもんね。

ここは人によって一番差が出やすいところだと思います。毎週末お出かけする方はもっとかかりますし、逆にキャンピングカーは普段使いしない、という方はもっと少なくなるはずです。あくまで我が家の使い方での目安として見てくださいね。
タイヤ:季節×寿命年数のかけ算

タイヤは夏用・冬用の2セットを季節ごとに履き替えているので、それぞれの購入費用と履き替え工賃がかかります。
| 項目 | 内容 | 費用 |
| 夏タイヤ+ホイール一式(2022年購入) | 4本+ホイール4本 | 約120,000円(現在は+1万円ほど値上がり) |
| 冬タイヤ+ホイール一式(2019年購入) | 4本+アルミホイール4本 | 78,000円 |
| 冬タイヤ本体のみ買い替え(2025年) | ホイールは流用 | 53,000円 |
| 季節の履き替え工賃 | 1回あたり | 3,300円(年2回で6,600円) |

タイヤって数年に1回のまとまった出費だから、年間コストとしてはどう考えたらいいの?

ハイエースは車重があるぶんタイヤの寿命は乗用車より短めで、おおよそ5年前後が交換の目安です。我が家の実績で年割りにすると、夏タイヤが13万円÷5年で約26,000円、冬タイヤ本体が実際の交換間隔(2019年→2025年の6年)で53,000円÷6年=約8,800円、これに履き替え工賃6,600円を足して、タイヤまわりで年間約41,000円という計算になります。
駐車場代

我が家は自宅の駐車場に停めているので、駐車場代は0円です。ただ、ここはキャンピングカーを検討するうえで見落としがちな注意点だと思っています。

自宅に置けない人は、月極とか別途借りないといけないもんね。

そうなんです。キャンピングカーは車高・車長ともに普通車より大きくなりがちなので、対応できる駐車場を探すこと自体が意外とハードルになることも。このあたりは別記事でじっくり取り上げたいと思います。
年間ランニングコストまとめ

ここまでの項目を全部足し合わせると、以下のようになります。
| 項目 | 年間費用 |
| 自動車税 | 40,800円 |
| 任意保険(現在) | 28,760円 |
| 車検・12ヶ月点検(2年平均) | 43,300円 |
| その他消耗品(デフオイル・ボトルキープ等) | 約9,700円 |
| 駐車場代 | 0円 |
| 燃料費 | 約35,000円 |
| タイヤ関連(購入・履き替え含む) | 約41,000円 |
| 合計 | 約198,560円 |

年間約20万円・・・月に直すと17,000円弱くらいか。思ったより普通車と変わらない感じだね!
まとめ

8年間キャンピングカーに乗ってきた実感として、「維持費が特別高い」ということはありません。年間約20万円、月あたりにすると2万円弱と考えると、駐車場代や保険料次第では普通車とほとんど変わらない金額に収まるはずです。
もちろん保険の等級や走行距離、駐車場の有無によって金額は変わってきますので、この記事の内訳を参考に、ご自身の場合に置き換えて計算してみてください。

維持費がネックでキャンピングカーを諦めていた人も、これなら一度検討してみる価値がありそうだね!



コメント