はじめに

3月6日に12か月点検をディーラーで受けてきました。 今回はただの点検だけでなく、油脂類を中心にしっかりと消耗品を交換しています。


12か月点検は基本的に点検とオイル交換のみおこなう方が多いと思われますが、私は12か月点検で必要な消耗品を交換しています。

どうしてかな?

通常は2年ごとの車検で交換するのがセオリーなのですが、前回の車検から格安車検を使うようになったからです。

格安車検を使った理由は、ズバリ安いからだよね!

そうですね。先ほど紹介した記事ではディーラー車検と格安車検の比較もしているので気になる方は一度確認してください。

でも、車検の時に一緒にやった方が工賃が安くなったりするんじゃないの?

安くなったりする工賃は限定的だったりします。また、格安車検だからと言って思ったよりも安くなかった、というケースもあるので注意は必要です。
12か月点検と24か月点検の違いを知る

こちらは乗用車の点検比較となります。商用車は12か月ごとに車検が必要なので、1年ごとに車検(24月点検)という不思議な説明になってしまいますね。
| 項目 | 法定12ヶ月点検 | 法定24ヶ月点検(車検時) |
| 主な目的 | 故障の未然防止(健康診断) | 保安基準の適合確認(合格判定) |
| 点検項目数 | 26〜27項目(基本部分) | 56〜60項目(重要保安部品を含む) |
| 追加項目例 | エンジン・ベルト・ブレーキの効き等 | 12ヶ月点検項目 + 排ガス、フレーム、受熱(マフラー等)、燃料配管、ブレーキ分解等 |
| 実施の義務 | あり(ただし罰則なし) | あり(車検を通すために必須) |
| 費用(工賃) | 10,000円 〜 20,000円 前後 | 20,000円 〜 40,000円 前後(諸費用別) |
| ステッカー | ダイヤルステッカー(丸型) | 検査標章(四角・フロントガラス中央) |

24か月点検のほうが点検する箇所がたくさんあるから点検費用が高くなるという感じだと思うけど、今回は12か月点検なので点検費用は安いみたいだね。
なぜ「格安車検のセット」ではなく「12か月点検」で交換するのか?

格安車検では、利益を確保するために「メンテナンスパック」などのセットメニューを勧められることがよくあります。もちろん便利なサービスですが、中には自分の走行距離や環境には「まだ不要なもの」が含まれているケースも少なくありません。
・車検はあくまで『検査』。安く通すことに特化させ、余計なオプションセットは一切排除する。
・浮いたお金を今回のような12か月点検に回し、ディーラーでフロントデフやトランスファーのオイルをしっかり交換してもらう。

これこそが、ハイエースを健全かつ安価に維持する『二段構え』の必勝法です!
7年目(5万キロ)12か月点検の費用内訳を公開

それでは、実際に今回の12か月点検(走行距離:51,112km)でかかった費用と、交換した部品の詳細を見ていきましょう。



うわ、細かいチェック項目がびっしり書かれてるね!

これが法定点検の際に発行される「特定整備記録簿」です。後ほど説明するブレーキパッドの厚さ(6.0mm)や、タイヤの溝の深さ(リア3.5mm)もここにしっかり数値で記録されるので、車の健康状態が客観的にわかりますよ。費用の内訳は以下の通りです。
| 作業内容・部品名 | 部品代 | 技術料(工賃) | 計 |
|---|---|---|---|
| 12ヶ月定期点検・日常点検 | 0円 | 12,650円 | 12,650円 |
| エンジンオイル取替(※ボトルキープ) | 0円 | 0円 | 0円 |
| エアクリーナエレメント取替 | 3,322円 | 0円 | 3,322円 |
| フロントデフオイル交換(SX 85W-90) | 1,342円 | 3,000円 | 4,342円 |
| トランスファーオイル交換(MGギヤオイル 75W-90) | 1,486円 | 3,000円 | 4,486円 |
| 合計 | 6,150円 | 18,650円 | 24,800円 |

ちなみに今回は油脂類だけでなく、5万キロの節目ということでエンジンに空気を取り込むフィルター「エアクリーナエレメント」も新品に交換してリフレッシュしています。

デフオイル以外に、点検で指摘されたところはあった?

ブレーキパッドはフロント6.0mmでまだまだ大丈夫でしたが、タイヤの溝がリア3.5mmまで減っていました。ハイエースは荷室側のリアタイヤが摩耗しやすいので、こういった現状を正確に把握できるのも12か月点検のメリットですね。
オイルボトルキープ活用でエンジンオイル交換は0円!

おっ!エンジンオイルの交換費用が0円になってるよ!?

これは以前の記事でも紹介した「オイルボトルキープ(20L)」を利用しているからです。実は今回、点検とは別にボトルキープの更新(22,000円)もおこなっています。オイル代は先払いになりますが、交換ごとの手出し(工賃・部品代)が0円になるので、精神的にも非常に優しいシステムです。



あれ? ボトルキープの更新費用が22,000円になってるけど……昔(2021年)にオイル交換の比較記事を書いた時は16,500円じゃなかったっけ?

よく気づきましたね!実はここ数年の物価高やオイル価格の高騰の影響で、ディーラーのボトルキープ代も5,500円ほど値上がりしてしまったんです。

そっかぁ。それだとカー用品店の方が安くなるんじゃない?

確かに、単純な価格比較だと以前より差が開いたかもしれません。でも、ディーラー純正ディーゼルオイルの安心感や、車検・点検のついでに「手出し0円」でサクッと交換してもらえる利便性を考えると、私としてはまだまだボトルキープを続ける価値は高いと感じています!
リアデフオイルの交換を見送った理由

なるほどね。5万キロの節目ということで、フロントデフとトランスファーのオイルもしっかり交換したんだね。あれ?でもリアのデフオイルは交換しなかったの?

鋭いですね!実はリアデフオイルも交換時期だったので見積もりには入っていたのですが……少しでもトータルの維持費を抑えるために、今回はディーラーの作業から外し、カー用品店の「ジェームス」で別途交換することにしました。

えっ!ディーラーとジェームスでそんなに金額が変わるの?

そうなんです。この「ディーラーとカー用品店の価格比較」と「ジェームスでのリアデフオイル交換」の様子については、長くなるので次回の記事でじっくりと解説しますね!
まとめ

今回は7年目・5万キロという節目での12か月点検についてまとめました。キャンピングカーとして長く安全にプライベートの旅を楽しむためにも、車検の時だけでなく、こういった定期点検のタイミングで「必要な箇所をピンポイントで予防整備する」ことが、ハイエースと長く付き合うための秘訣です。

