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中古キャンピングカーの現車確認チェックリスト ~後悔しないための実践ポイント~

中古キャンピングカーの現車確認チェックリスト

要約すると・・・
・現車確認では「外装・下回り」「室内設備の動作確認」「走行系」「書類」の4カテゴリを見る
・架装部と車体の継ぎ目、屋根まわりの水漏れ跡は特に念入りにチェックする
・サブバッテリーをオンにしてFFヒーター・冷蔵庫・水道が実際に動くか確認する
・試乗と下回りチェックは省略しがちだが、後悔しやすいポイントなので必ず行う
・遠方などでどうしても現車確認できない場合の考え方も紹介

前回の記事では、中古キャンピングカーの探し方について紹介しました。

中古キャンピングカーの探し方について ~不便さを知っているからこそ分かるステップアップの理由~

なれいと
なれいと

前回の記事では中古キャンピングカーの探し方をお伝えしましたが、今回はその続きとして「実際に現車を見に行ったとき、具体的に何をチェックすればいいのか」を掘り下げていきます。

いたる
いたる

「現車確認をしっかりしよう」って言われても、実際何を見ればいいのか、僕にはピンと来ないんだよね。

なれいと
なれいと

そうですよね。実は私たち家族も過去に3台の中古キャンピングカーを乗り継いでいて、それぞれの現車確認で「当たり外れ」を経験しているので、今日はその実体験をベースに解説していきます。

今回のベースにする実体験について

なれいと
なれいと

我が家は、軽キャンパー → バネット・ボンゴベースの8ナンバーキャンピングカー → 現行のハイエース、という順番で車を乗り継いでいます。軽キャンパーは車体を持ち込んで架装してもらったので、今回の「現車確認」の話とは少し性質が違います。

いたる
いたる

バネットの時が、一番参考になりそうかも。僕も乗ってたはずだけど、あまり覚えてないなぁ・・・。

なれいと
なれいと

そうですね。バネットの時は9年落ちの車体だったので、架装の状態や各設備の動作確認をかなり念入りに行いました。今回はこのときの経験を軸にお伝えしていきます。

いたる
いたる

あれ?今のハイエースに乗り換えた時はどうだったの?

なれいと
なれいと

実はハイエースの時は、購入したビルダーさんが福岡で、私たちの自宅からは遠方だったこともあり、現車確認をせずに電話でのやり取りだけで契約してしまったんです・・・。この件は、後ほど「現車確認ができない場合」として詳しくお話ししますね。

外装・下回りをチェックする

虚眼鏡で車体とルーフの継ぎ目を確認している様子のイラスト
外装と架装部の継ぎ目は、割れや水たまりの跡がないか入念にチェック
なれいと
なれいと

まず見るべきは外装です。特に注目したいのが、車体本体と架装したFRP部分の「継ぎ目」ですね。

いたる
いたる

継ぎ目かぁ。言われないと、まず見ない場所かも!

なれいと
なれいと

はい。ここに割れや水たまりの跡ができていないかを確認します。継ぎ目から水が入り込むと、内部の木材やクッション材が腐食してしまい、修復がとても大変になるんです。

いたる
いたる

水が入って腐っちゃうのは怖い・・・。外側は、他にも見るところがあるのかな。

なれいと
なれいと

外部電源(外部充電)がきちんと通電するかどうかも確認しました。あとはライトの割れや電球切れがないかもチェックしましたね。

いたる
いたる

電球切れまで見るんだ!地味だけど、後から困りそうなところ。

なれいと
なれいと

それと、これは私の実体験の失敗談なのですが・・・タイヤとホイールの規格を見落としてしまったことがあります。

いたる
いたる

え、タイヤとホイールに規格があるの!?僕、そんなの知らなかったよ。

なれいと
なれいと

キャンピングカーのようにバンタイヤを履く車両は、本来「JWL-T」というバンタイヤ用の規格に対応したホイールが必要なんです。でも私が確認したときは、ただの「JWL」規格のホイールが付いていて・・・車検のときに指摘されてしまい、結局バンタイヤ対応の鉄ホイールを買い直すことになりました。

いたる
いたる

買い直しは痛いよね・・・。現車確認の時に気づけていたら、防げたのに。

なれいと
なれいと

そうなんです。ホイールの刻印を見れば規格が分かるので、次に中古キャンピングカーを探す方はぜひチェックしてみてください。

外装・下回りチェックリスト
・車体と架装部(FRP)の継ぎ目に割れ・水たまり跡がないか
・外部電源(外部充電)がきちんと通電するか
・ライトの割れ・電球切れがないか
・タイヤ・ホイールがバンタイヤ対応の「JWL-T」規格になっているか(刻印で確認)

室内・キャンピングカー設備の動作を確認する

水を出しながらチェックリストを確認している様子のイラスト
サブバッテリーをオンにして各設備が実際に動くかを一つずつ確認
なれいと
なれいと

次は室内です。まず室内に入った瞬間に感じる「ニオイ」は必ずチェックしてください。

いたる
いたる

最初にニオイを確認するんだ!ちょっと意外だなぁ。

なれいと
なれいと

一度染みついたニオイは、なかなか消えないんです。私自身は運良く気になるニオイのない車両に当たりましたが、これは正直「運が良かっただけ」だと思っています。

いたる
いたる

運任せは、ちょっと怖いね・・・。

なれいと
なれいと

あとは屋根のFRP部分や換気扇の周りに水漏れのシミがないかも、特に注意して見てください。ここも先ほどの継ぎ目と同じで、水が入っていると修復が大変な箇所です。

いたる
いたる

継ぎ目と同じで、水はやっぱり大敵なんだね。動かして確かめるって、具体的にどんなことをするのかな。

なれいと
なれいと

サブバッテリーのスイッチを入れて、FFヒーターや冷蔵庫がちゃんと動くか、水道からきちんと水が出るかを確認しました。電子レンジが付いている車両なら、10秒くらい実際に動かしてみるのもおすすめです。

いたる
いたる

え、10秒だけでいいの!?もっと長く動かした方が、よく分かりそうなのに。

なれいと
なれいと

電子レンジはバッテリーの消費が大きいので、バッテリーが弱っているとすぐに止まってしまうことがあるんです。短時間動かしてみるだけでも、バッテリーの状態を推測する手がかりになりますよ。

いたる
いたる

10秒でバッテリーの様子が分かるなんて、意外と手軽だね。ベッドやテーブルは、どうやって確認するのかな。

なれいと
なれいと

展開の仕方が分からなければ、遠慮せずにお店の人に実演してもらいましょう。可能であれば、実際にベッドを展開したスペースで横になってみるのも大事です。テーブルの展開も同じですね。

いたる
いたる

実際に寝転がってみないと、広さの感覚はつかめなさそう!僕なら、家族みんなで横になってみたい。

なれいと
なれいと

そうなんです。この車で家族と過ごす姿を具体的にイメージできるかどうかは、後悔しないためにとても重要なポイントだと思います。

室内・設備チェックリスト
・室内に入った瞬間のニオイ(一度染みつくとなかなか消えない)
・屋根のFRP部分・換気扇まわりに水漏れのシミがないか
・サブバッテリーをオンにしてFFヒーター・冷蔵庫が動くか
・水道からきちんと水が出るか
・電子レンジがあれば実際に10秒ほど動かしてみる
・ベッド・テーブルの展開をお店の人に実演してもらい、可能なら実際に横になってみる

試乗と下回りの確認を忘れずに

懷中電灯で車の下回りを確認している様子のイラスト
自分で運転しなくても、試乗と下回りの確認はできる限り行っておきたい
なれいと
なれいと

ここは正直に反省点としてお伝えしたいのですが・・・私自身、バネットの時に試乗をしませんでした。

いたる
いたる

試乗しなかったんだ!ちょっとびっくり!

なれいと
なれいと

はい。当時はキャンピングカーという大きな車を運転すること自体が怖くて、つい試乗を遠慮してしまったんです。下回りも見せてもらっていません。

いたる
いたる

下回りも見ていないのは、ちょっと心配・・・。あとから困ったことはなかったのかな。

なれいと
なれいと

試乗をしていれば、もし足回りに問題があった場合に気付けた可能性があります。実際に足回りのトラブルがあったわけではないのですが、確認していない以上「気付けなかっただけ」かもしれません。

いたる
いたる

運転が怖いのは僕も分かる気がするよ。

なれいと
なれいと

自分で運転するのが不安な場合は、お店の人に運転してもらって、助手席や後部座席に同乗するだけでも十分参考になります。架装部分の乗り心地も分かりますし、下回りの状態が心配な場合は、ジャッキアップして見せてもらえるか、遠慮せずに聞いてみるとよいと思います。

書類まわりもしっかり確認する

点検整備記録簿をめくって確認している様子のイラスト
過去の点検・整備記録がしっかり残っているかも重要な確認ポイント
なれいと
なれいと

最後に書類です。特に大事なのが点検整備記録簿ですね。

いたる
いたる

点検整備記録簿って、車の健康診断書みたいなものかな。中を見ると、何が分かるんだろう。

なれいと
なれいと

過去にどんな点検・整備を受けてきたかが分かります。実は私の印象なのですが、キャンピングカーを所有している方は車を大事にされる方が多いからか、点検整備記録がしっかり残っているケースが多い気がしています。

いたる
いたる

記録がしっかり残っていると、買う側は安心できるよね・・・。

なれいと
なれいと

逆に記録がまったくない車両は、それだけで即NGというわけではありませんが、他のチェック項目をより慎重に確認したほうがいいかもしれません。

現車確認ができない場合はどうする?

なれいと
なれいと

最後に、これは自分の反省も込めてお伝えしたいのですが・・・実は現行のハイエースを購入したときは、ここまで紹介してきたような現車確認を一切していません。

いたる
いたる

ええっ!?さっきまであんなに現車確認の大事さを語ってたのに!?

なれいと
なれいと

お恥ずかしい話ですが・・・。購入先のビルダーさんが福岡で、私たちの自宅からは遠方だったんです。何度も電話でやり取りを重ねて、車両の状態を口頭で確認しながら契約に進みました。

いたる
いたる

電話だけで決めたんだ!思い切ったね。それで、実際は大丈夫だったの?

なれいと
なれいと

結果的には大きな問題はありませんでしたが、正直「運が良かった」側面は否定できません。もし今同じ状況になったら、写真や動画を細かく送ってもらう、可能であれば信頼できる知人に代理で見てもらう、といった対策はしたいと思っています。

いたる
いたる

遠方だと、気軽に見に行けないのが難しいところ・・・。

できる限り、現車確認ができる範囲で車両を探すのが一番安心です。どうしても遠方の車両を検討する場合は、写真・動画を細かく送ってもらう、可能であれば知人に代理で見てもらうなど、少しでもリスクを減らす工夫をおすすめします。

優先度をつけるなら、これだけは外せない

なれいと
なれいと

ここまでたくさんのチェック項目を紹介してきましたが、時間に限りがある場合の優先度をまとめておきますね。

これだけは外せない、優先チェックポイント
・架装部分の設備はすべて確認する(分からない部分はその場で質問しながら一つずつ潰す。かなり時間がかかるので余裕を持って訪問する)
・室内、特に屋根まわりのシミ(水漏れ跡)は最優先で確認する(継ぎ目からの水漏れは修復が非常に大変)
・ベッド・テーブルを実際に展開し、その場で少し過ごしてみる(家族でこの車を使えるイメージができるか)
・自分で運転しなくても、必ず試乗する(お店の人に運転してもらえば架装部分の乗り心地も分かる)

いたる
いたる

設備、水漏れ、ベッド、試乗・・・。「絶対」に見るなら、この4つが軸ってことかな。

なれいと
なれいと

そうですね。全部を完璧にやろうとすると時間がいくらあっても足りないので、まずはこの4つを軸に、余裕があれば他の項目も見ていく、という感じがおすすめです。

まとめ

なれいと
なれいと

今回は、中古キャンピングカーの現車確認で実際に見るべきポイントを、私たち家族の実体験をもとに紹介しました。外装の継ぎ目や水回りのシミ、設備の動作確認、そして試乗――どれも地味に思えるかもしれませんが、後から後悔しないためにはとても大事なポイントです。

いたる
いたる

遠方で見に行けない場合の話も、正直で参考になったよ。

なれいと
なれいと

前回の記事で紹介した探し方と合わせて、ぜひ今回のチェックリストも活用して、後悔のない一台を見つけてくださいね!

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