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ハイエース後席の乗り心地改善②|不意な突き上げを消す対策と5年後レビュー

なれいと
なれいと

ハイエースの後席は、荷室を想定していることから乗り心地はお世辞にも良いとは言えません。
前回は乗り心地改善の第一弾としてショックアブソーバーの交換を行いました

なれいと
なれいと

ショックアブソーバーを社外品に変更することで多少の改善は見られましたが、まだまだミニバンの後席のような快適さには程遠い状態ですので、乗り心地が悪化する原因を見つけて乗り心地を改善していきたいところです

はな
はな

後席で長時間過ごすので、出来るだけ乗り心地を良くしてほしいわ

いたる
いたる

デコボコ道で『ガツン!』と衝撃が来て、椅子からお尻が浮いちゃうんだよね

なれいと
なれいと

ドライバーは運転に集中しているので気付かないことも、長時間席に座っている搭乗者にはちょっとした変化にも気付くことがあるようです。
搭乗者の気付きや要望にはできる限り対応していきたいですね

いたる
いたる

お願いしまーす!

なぜ「ガツン!」と来る?ハイエース特有の突き上げの原因を解明

なれいと
なれいと

後席の乗り心地を改善するためのポイントは、商用車であるハイエースの足回りの弱点をいかに克服するかにかかっています。特にリアの足回りがどうなっているかを確認していきましょう。

いたる
いたる

わかりやすい説明をお願い!

なれいと
なれいと

まずはこの画像を見てください。赤丸が衝撃の元凶、青丸が今回の隠し味になる場所になります。

ハイエースのリーフスプリング構造とヘルパーリーフゴムの解説画像
画像の用語説明

リーフスプリング:バネの役割をします。枚数が増えると重い荷物にも耐えられるようになります。ハイエースの場合は画像のものより多いですね(4枚くらい)
ヘルパーリーフ:リーフスプリングのしなりが大きくなって限界を超える(折れてしまう)前にしなりを止める板で、めちゃくちゃ固いです
ヘルパーリーフゴム:ヘルパーリーフの上段についています。リーフスプリングがヘルパーリーフに接触するとき衝撃を和らげてくれます
リーフスペーサー:リーフスプリングとヘルパーリーフの隙間を広げてくれる板。ハイエースには元々は付いていません

なれいと
なれいと

これがハイエースのリアを支えるリアのバネですね。構造全体を「リーフスプリング」と呼ぶことも多いですが、正式名称は「リーフリジット式サスペンション」と呼ぶのが正しいようですね。

「リーフリジット式サスペンション」は名称が長いのでこの後は構造全体をリーフスプリングと呼び、厳密なリーフスプリングはバネと呼ぶこととします

いたる
いたる

バネというか鉄の板が重なっていてウエハースみたいだね。これがビヨンビヨンするのはちょっと想像がつかないなぁ

なれいと
なれいと

リーフスプリングは、しなやかな竹の物差しを何枚も重ねたようなもの。重い荷物にはびくともしない頼もしさがある反面、軽い状態だとただの『鉄の板』のように硬く感じてしまうのが弱点なんです

いたる
いたる

でもうちの車ってキャンピングカーだから後席にいろいろ載っているよね?重いから効果はありそうな気がするけど?

なれいと
なれいと

そうだね。キャンピングカーであればリアが架装されていて重くなっているのでバネはしっかり動くのだけど、今度は別の問題が出てきます。下の画像は問題の画像です

いたる
いたる

これって何が問題なの?

なれいと
なれいと

リアが重すぎてリーフスプリングがヘルパーリーフゴムにぺったり付いているのです

いたる
いたる

つまり、バネがしなると常に固いヘルパーリーフに当たってしまうから衝撃も強くなる・・・ということ?

なれいと
なれいと

そういうことですね!多少のしなりは何枚かのバネでいなすことはできますが、大きな衝撃を受けると固いヘルパーリーフの衝撃をそのまま受けてしまうことになります

いたる
いたる

でもヘルパーリーフゴムがあるから衝撃を和らげてくれるんじゃないの?

なれいと
なれいと

純正でついている黒いヘルパーリーフゴムですが・・・こちらもめちゃくちゃ固くて衝撃を和らげてくれないのです。実物を触ってみるとわかるかも?

いたる
いたる

カッチカチやん!これじゃ意味ないよ・・・

なれいと
なれいと

純正品は安全性に全振りなので「バネが折れるくらいならヘルパーリーフで完全停止させてやろう」という強い意志を感じます

いたる
いたる

でもどうすればいいの?改善策はあるの?

なれいと
なれいと

対策として次の2点を挙げて対応していきたいと思います!

突き上げ緩和の対策

1.ヘルパーリーフの接触時の「ガツン!」という衝撃を和らげる対応
2.出来るだけバネをヘルパーリーフに当てないようする対応

いたる
いたる

気になる対策は次で!

対策1|「カッチカチ」の純正ゴムを卒業!衝撃を劇的にマイルドにする交換パーツ

いたる
いたる

というわけで、対策1の「ヘルパーリーフの接触時の「ガツン!」という衝撃を和らげる対応」について教えて!

なれいと
なれいと

ズバリ!「ヘルパーリーフゴムをカッチカチの純正品から柔らかい社外品に付け替える」です

いたる
いたる

聞くだけで効果がありそう。実際にどんな商品を使うの

なれいと
なれいと

クスコ(CUSCO)のヘルパーリーフバンパー(ヘルパーリーフゴムのこと)です。こちらのヘルパーリーフバンパーに変更すると突き上げが多少マイルドになりますよ

いたる
いたる

ネットで調べるとほかにも似たような商品があるけど?

なれいと
なれいと

玄武というメーカーではハイトダウンサポーターと言う名前で売られています。こちらの方が利用されているユーザーが多いと思いますよ。

CUSCOのヘルパーリーフバンパーは左右2組(4個)セットとなっており、
玄武のハイトダウンサポーターは1組(2個)を2セット購入する必要があります。

上記の玄武の商品リンクは2セットで販売されていますが、購入する際には個数を確認し購入するようご注意ください!

なれいと
なれいと

玄武のハイトダウンサポーターについては、下記の公式サイトで確認してみてください。

いたる
いたる

玄武の方が有名ならなんでクスコの方にしたの?

なれいと
なれいと

4個セットになっていたから!そして少し安かったから!

いたる
いたる

うーん、シンプルだねぇ

なれいと
なれいと

クスコの使用レビューが当時少なかったから、気になる人がいたらお役に立てるかも?とも思っていましたよ

いたる
いたる

ネタ作りの一環とも言うけどね

なれいと
なれいと

一点目の対応はこれでOKです!次の対応にいきましょう!

対策2|「隙間」が肝心!バネが当たらない仕組み作りで乗り心地を最大化

いたる
いたる

次は、対策2の「出来るだけバネをヘルパーリーフに当てないようする対応」だね!具体的にはどうするの?

なれいと
なれいと

最初の方で説明した、リーフスペーサーをバネとヘルパーリーフの間に挟むことで隙間を広げる、という方法です

いたる
いたる

バネとヘルパーリーフの隙間を広げれば「ガツン!」となる確率が減る、というわけだね!

なれいと
なれいと

でも一つだけ問題があって、スペーサーを入れると車軸とリーフスプリングをつなぐU字ボルトという製品の長さが足りなくなって、固定できなくなってしまう可能性があります。

ウェブで調べたところ、ノーマルのU字ボルトでも大丈夫という投稿も見かけましたが、ハイエースの年式やグレードにより変わっている可能性が高いためU字ボルトも準備しておいた方が賢明です。

なれいと
なれいと

下記の商品は、スペーサーとUボルトのセットなので安心ですね

【5年愛用レビュー】突き上げは消えた?家族の正直な感想と最新コスト

なれいと
なれいと

取り付けは、いつもお世話になっているパーツショップで取り付けてもらいました。取り付け後の画像は以下の通り。

いたる
いたる

あれ?新品のはずなのにもうすでにゴムが黒ずんでいるけど?

なれいと
なれいと

実は今回の結論に至るまで紆余曲折がありまして・・・最初はリーフスペーサーなしでゴムの交換だけで試してみたり、リーフスペーサーの厚みも変えてみたりしてました。今回の社外品紹介が最終系のパーツとなります。

いたる
いたる

変化は楽しめたからよいかな?ぶっちゃけゴムの交換だけでもだいぶ良くなったけど、リーフスペーサーの隙間を開けたらさらに乗り心地が良くなったね。隙間を広げたことでヘルパーリーフに接触することがほとんどなくなっていると思うよ。

なれいと
なれいと

というわけで、最終系での対応で乗り心地はどうなったのか、搭乗者に確認してみましょう。

はな
はな

前までは段差の度に身体が跳ね上がるくらいの突き上げ感があったけど、その頻度もだいぶ減ってきたと思うわ。

いたる
いたる

今までは、段差を超えたときにキャンピングカーの架装部分が「ガツン!」となっていたけど、今は「ドシン!」という感じに変わってきたみたい。身体の浮く感じも少なくなったよ。

なれいと
なれいと

比較的安いコストで良いパフォーマンスを出すことができるようですね。
今回は工賃は取り付けに15,000円程度にアライメント調整に13000円ほどでした。
前回のショックアブソーバーの工賃を含めて一気に取り付けてもらうと総額10万円程度で快適な足回りを獲得できそうです!

いたる
いたる

え?今回はゴムを変えただけなのにアライメント調整が必要なの?

なれいと
なれいと

鋭いね!実はUボルトを緩めて足回りをバラす作業になるから、わずかなズレがタイヤの偏摩耗や直進安定性に影響してしまいます。
安全とタイヤを長持ちさせるための「保険」だと思ってしっかり調整してもらっています。

ヘルパーリーフゴムの交換だけならリーフスプリング付けたまま作業は可能ですのでアライメント調整は不要です(でもゴム交換はなかなか大変みたいですよ)

なれいと
なれいと

今回の作業にかかった費用をまとめてみました。

💰 足回り改善のコスト目安(参考)
  • 2020年当時(施工時)
    • 総額:約10万円程度(KYBエクステージ+今回の対策パーツ+工賃込)
  • 2026年現在(リライト時点)
    • ショック単体でも約6万円〜と価格が上昇中。
    • 工賃込みの総額では12〜14万円程度を見込んでおくと安心です。

※ショップによって工賃は変動するため、必ず事前に見積もりを取ってくださいね!

なれいと
なれいと

ちなみに、この対策をしてから4年以上(紆余曲折を経て、実はかれこれ5年!)経ちますが、ゴムの劣化や異音もなく、今でも我が家のハイエースは元気に走っています。「一度やればずっと快適」というのが、このカスタムの本当の価値かもしれませんね。

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